姿勢性の痛み

痛いな~と思っていたら、急に痛みがひどくなった。
いつからか朝起きると腰が痛い。
針やマッサージをしても、まただんだんと痛くなる。
病院で鎮痛剤やシップをもらっているけど効かない。
このほとんどの原因は、間違った姿勢、動かし方からくる筋肉の痛みです。

ネットを見られてる今、ご自分がどんな格好をしているか意識されてますか?
おしりは椅子の前の方、背中をまげて背もたれに無理矢理よっかっかって首を突き出してませんか?

自分が無意識でしている格好を、自分で気づくのは実は至難の業です。
姿勢をコントロールする脳は、頑固な君主様なので、
これが正しい!と思ったら身体が痛くなっても、
その正しさに従わせてしまいます。

若い時は、無茶がききます。
ある程度変な格好をしても、次の日には体がちゃんと疲労部位を治してくれてます。
ただ、年齢を重ねるごとに、その治るスピードは落ちていきますから、
筋肉の疲労は翌日、翌々日と持ち越していき、ついには 痛くて動けない!となってしまうわけです。

この君主様に意見を聞いていただく方法の一つがアレクサンダー・テクニークです。
しかし、これ、理論はとっても簡単!ですが、実践はとんでもなく難し~い!
ので、当院では、姿勢の見直し、日常生活の動きの見直し、など、アレンジして行っています。

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